保育士の就職・転職活動に有利な資格の最新情報!

保育士であり2児の母である管理人が、実際に保育士の就職・転職活動で有利に感じた資格の取得の仕方、最新情報をお伝えします!!いざ就職・転職したいというときに、希望の保育園へ就職しやすくする資格を持っているととても強みになりますよ!ブランクが不安な潜在保育士さんにもおすすめです!

公立保育所の民営化のメリットってなに?

現在、公立保育園の民営化が進んでいます

 

公立保育園の民営化って

ご存知でしょうか??

 

郵政民営化のように、

行政が運営していた公立の保育園の

運営を民間業者に委託して

行政の負担を削減する動きです。

 

行政側にとっては、

経費や人員の削減や

管理・運営の手間などが減って

重い荷物を下ろすことができます。

 

たしかに、税金としての負担は

減るかもしれません。。。

 

しかし、

保育園というのは欠くことのできない

社会福祉事業のひとつであり、

営利目的で運営されてはならないものです。

 

目先の財政負担の軽減を図るために、

未来を担ってゆく子供たちの生活の質を

低下させてしまってもよいのでしょうか?

 

こういった目先の政策によって、

長引く不況も・少子高齢化も・年金問題

元をたどれば起こってきたものです。

 

さらにそれらの問題を棚上げすれば、

この先の未来が険しくなっていくのが

目に見えています。

 

ぜひ、保育園の民営化を食い止めて

質の高い社会福祉としての理想的な

保育を実現していきましょう。

 

といいたいのはヤマヤマですが、

もうほぼ民営化は完了しつつあると

言わざる負えない状況まで来ています。

 

民営化できる保育園は

国の圧力によって地方自治体が

半強制的に民営化してしまいました。

 

いま、

残されているのは地元民の強い反対を

受けている公立保育園や

民営化できないような過疎地域にある

保育園などがほとんどです。

 

 

地方自治体が、

保育園の民営化の理由として

「厳しい財政状況の中で、

 民間に委託できることは

 民間に委託して、

 少ない予算で高い効果を生む」

としています。

 

がしかし、

国の事業としてできないことが、

規模も財源もはるかに小さい民間企業が

できるのでしょうか?

 

できるはずないと思います。

 

できなかったらどうするかといえば、

利用者に対する経費を削減し負担を増す

しか方法はありません。

 

 

公立保育園の民営化のメリット・デメリット

 

 

園児に提供する給食を

中国産の粗悪な冷凍食品に頼る。

 

時間外保育料と称して、

追加の保育料を保護者から

追徴する。

 

保育士一人当たりの担当園児を

ギリギリまで増やして、

人件費を削減する。

 

実際に、

公立保育園が民営化されて

事故が急激に増えた園は

かなり多いそうです。

 

こういった、

保育園を利用する園児や

保護者のデメリット。

 

また、人件費削減のために

雇止めを言い渡される保育士も

後を絶たず問題になっています。

 

公立保育園で働いていたのですから

もともとはクビにならないはずの

公務員保育士が、行政の都合で

突然クビになってしまうのですから

その恐怖はいかばかりでしょうか?

 

実際にそういった保育士たちが、

訴訟を起こし勝訴を勝ち取って

います。

 

保育園の利用者である園児や保護者

そこで働く保育士にとって、

保育園の民営化はデメリットしか

ありません!

 

すべては行政側の、

経費削減と運営や管理の手間の低減

というメリットの為の改革です。

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こういった事実を、

園児や保護者・保育士達は

あまり関知できていないのが

実情です。

 

英語教育を取り入れるなどの

見せかけのメリットで

まんまと騙されてしまっています。

 

ぜひ、

政治や社会の動きに敏感になって

ゴシップニュースだけではない

本当に自分の生活に関わる

情報を手に入れましょう!

 

そして、

政治家や官僚の思い通りにさせない

主体性をひとりひとりが身に付けて

行動を行ってゆきましょう。

 

かつて、低賃金・低待遇であった

看護師職も現在は高給取りの

女性の代名詞的存在になっています。

 

保育士たちが声を上げて待遇改善に

行動を起こしてゆけば必ず実現します!

 

ぜひ、理想の保育を行える職場を

手に入れるために行動してゆきましょう。

 

そのためには、

まずは低賃金・低待遇の職場で

働き続けない位という事が重要です。

 

現在の保育士不足の中で、

既存の保育士が離職してしまったら

保育園側は大変困ります。

 

そして、やむを得ず

賃金や待遇の改善を行います。

 

小さい事ですが、

ひとりひとりの保育士が

行動してゆけば大きな流れを

起こすことができます。

 

ですので、

もしご自身の職場に不満を

感じているならば転職を

考えてみてください!