保育士の就職・転職活動に有利な資格の最新情報!

保育士であり2児の母である管理人が、実際に保育士の就職・転職活動で有利に感じた資格の取得の仕方、最新情報をお伝えします!!いざ就職・転職したいというときに、希望の保育園へ就職しやすくする資格を持っているととても強みになりますよ!ブランクが不安な潜在保育士さんにもおすすめです!

保育士試験の実技の合格率はどのくらい??

保育士の保育士資格免許は就職や転職に有利?

 

保育士として持っておきたい資格No1と

いえば…

 

やはり保育士の国家資格ではないでしょうか?

 

保育士免許がなくても、

保育園で保育士として働くことは可能です。

 

しかし保育園で保育士として働くならば

持っておいて損はない資格です。

 

というよりも持っていたほうが

良いと思います。

 

というのは、

保育士の免許を持たずに保育士として

再就職・転職する場合やはり待遇や賃金が

保育士資格を持っている人よりも

悪くなることが多いからです。

 

ですので、

もし現在無資格で保育園に勤務されている

場合は、2年または5年以上の保育士経験で

保育士試験の受験資格を取得できますので

がんばって資格取得までは転職せずに続ける

ことをおすすめします。

 

というのは、

保育士試験の受験資格を証明する為

「実務証明書」というものの提出が

必要になるのですが…

 

過去に退園した園に

「実務証明下さい~」

行くの面倒だし…

辞める時に揉めちゃったら

行きづらいですよね?

 

f:id:flowering-chamomil:20170313233730j:plain

ですので、

今すでに保育園で努めているならば

なるべく今の園で保育士の資格を

取得するのがおすすめです!!

 

保育園としてもただの職員でなく

「保育士」としての肩書を持つ勤務者が

増えることは喜ばしいことですので

きっと応援してくれると思いますよ!

 

(保育園の募集要項には、

 保育士の数を明記する箇所があるので)

 

保育士試験の筆記・実技試験の合格率はどのくらい??

 

☆平成17年(2005)

 

筆記合格

37,100人中 7,131人合格(19.2%)

 

実技合格

5,010 人中 4,019人合格( 80.2%)

 

筆記・実技合格

37,100人中 6,291人合格(16.9%)

 

 

☆平成22年(2010)

 

筆記合格

46,548人中  5,986 人合格(12.9%)

 

実技合格

4,345人中 3,683人合格 (84.8%)

 

筆記・実技合格

46,548人中 5,324 人合格(11.4%)

 

 

 

平成26年(2014)

 

筆記合格

51,052人中 10,869人合格(21.3% )

 

実技合格

8,611人中 7,636人合格 (88.7%)

 

筆記・実技合格

51,052人中 9,894人合格(19.3%)

 

 

このようにみると

やはり筆記試験の合格率が

10%~20%台と例年低いようです。

 

でも、3年間の合格科目の

繰り越しができるので、

きちんと勉強すれば3年目には大体の人が

合格できるみたいです。

 

 

結構実技試験の心配をされる方も

多いようですが…

 

実技試験を受けた知人によると…

 

技術よりも人柄が保育士として適性が

あるか判断する面接試験という

意味合いが強いような感じを受けたそうです。

 

実技試験だけで言えば合格率も

9割超えていますし、

そこまで身構えず自然体で行きましょう♪

 

多くの保育士さんが、

理想の保育を実践できる世界が

実現することを願っています☆

 

 

保育士の資格取得試験はどんなもの?

保育士になるための保育士資格試験とは?

 

ひとつ前の記事でもご紹介した、

保育士になるための方法ですが…

 

保育の専門学校・短大・4年制大学

入学して卒業する以外では、

保育士の資格試験を受験し合格する

必要があります!

 

では、

この保育士試験とはいったいどのような

試験でしょうか?

 

 

一般財団法人全国保育士養成協議会

という団体が実施している、

保育士資格とう国家資格を取得する

ための試験です。

 

ただ、

保育士資格がなくても未就学児の

保育には当たることができますので

「保育園で保育の仕事をする≠

     保育士の資格が必要」です!

 

保育を一生の仕事にしたい、

正社員として働きたいと考えている

ならばぜひ取得しておいて損はない

資格です。

 

 

保育士試験の概要

 
☆筆記試験科目

 

  1. 保育原理
  2. 教育原理及び社会的養護
  3. 児童家庭福祉
  4. 社会福祉
  5. 保育の心理学
  6. 子どもの保健
  7. 子どもの食と栄養
  8. 保育実習理論

 

全科目6割以上正解で合格

(3年間の合格科目繰り越しができる)

 

筆記試験に合格すると

実技試験を受験できます。

 

☆実技試験科目

 

①音楽表現に関する技術
②造形表現に関する技術
③言語表現に関する技術

以上の3分野から2分野を選択。

2分野ともに30点以上の得点で合格。

 

 

☆日程

 

前期

申し込み期間 1月

 

筆記試験 4月

合格発表 6月

 

実技試験 7月

合格発表 8月 

 

 

後期(地域限定)

 

申し込み期間 

前期試験を受験していない場合は7月

 

前期筆記試験で不合格科目がある場合は

6月上旬に送付される用紙で申し込み

 

前期実技試験で不合格科目がある場合は

8月上旬に送付される用紙で申し込み

 

 

筆記試験 10月

合格発表 11月

 

実技試験 12月

合格発表 翌1月

 

後期には日程や試験内容を同じくして、

地域限定保育士の試験も実施されます。

 

地域限定保育士資格とは、

資格取得受験地の自治体のみで

保育士として働くことが出来る

資格です。

 

その自治体で3年間の勤務を行えば

全国で保育士として働くことが

できるようになります。

 

受験科目や合格科目の繰り越しも

保育士試験と共通して行う

ことができるのも魅力です!

 

f:id:flowering-chamomil:20170313221042j:plain

 

☆受験料

1回の受験料は12,950円です。

年2回受験しても3万円以下です。

 

この金額で一生ものの国家資格が

取得できるというのはうれしいですよね~

 

 

保育士試験の問題は

1問1問の難易度はそこまで

高くないのですが…

 

保育知識は保育の歴史や法律

栄養・実技など広範囲にわたり

全教科6割以上の得点が必要なため

合格率はなんと約10%です!

 

でも、1発合格するのは

10%以下の狭き門ですが…

 

3年間合格科目の繰り越しが

できるため、3年間粘れば

比較的容易に取得することが

できます。

 

 

※保育士試験の受験資格については

前回の記事をご参考ください! 

 

※実施日時や詳細は年度ごとに

変更になりますので、最新情報は

一般財団法人全国保育士養成協議会

公式HPから確認してください!

 

 ※幼稚園教諭免許を取得されている方は

 科目の免除がある可能性があります

 

保育士資格試験を受けるなら今がチャンス!

 

昨今の保育士試験を見ていると…

 

国は本当に保育士の人材が

欲しくて欲しくてたまらないんだなぁ…

 

っという思いに駆られます。

 

以前は年1回だった保育士試験を

年2回に増やす。

 

地域限定保育士資格の設定

試験の実施など…

 

ありえないほどに

保育士の数を増やしたがっている

というのが見て取れます。

 

ですので、

保育士の資格を取りたいと

いう方にとっては

チャンスです!!

 

ですが、どうしてこんなにも

保育士の数を増やしたいか??

 

といえば、

待機児童問題の早急な解消の為です。

 

でも、

保育士の資格を取得しても

「公立保育園でフルタイム正社員なのに

 手取りが16万円…」

なんて現状では保育士を続けたくても

保育士を続けられません。

 

自分一人を養えない給与では

家族を持つことも難しくなります。

 

保育士資格の取得を強化する前に

現職の保育士の待遇を改善して

離職を食い止めることが先決なのでは

ないかと思ったりしたり…

 

賃金だけでも看護婦並みに良ければ

保育士職に魅力を感じる若者って

多いと思います!!

 

ぜひ保育士の待遇改善を

みんなで声を上げてゆきましょう!!

 

社会人が保育士資格を取得して保育士になるには?

保育士になるには資格免許は必要ない??

 

保育士への転職を考えている方の中で

 

「保育士の資格はないんですが

 保育士になりたいんです」

 

「保育士の資格を取って

 保育士になりたいんです」

 

という方が多くいるのに

驚きました!

 

実は保育士の求人を実際に見て

頂ければわかるのですが…

 

保育園で保育をするのに

保育士の資格はいりません。

 

保育士の資格のない方の募集は

「保育補助募集」とするのが一般的です。

 

この保育補助と保育士は、

パート業務であればほとんど

仕事内容に違いはありません。

 

しかし、お給料の面で

多少差はあります。

 

また、正規の職員として

保育を本業にしたいという方は

やはり保育士の資格を持っていた

ほうが有利です。

 

ですので、

やはり保育をお仕事にするならば

保育士の資格を取りたいって

思いますよね??

 

 

保育士の資格免許を取得するには?

 

保育士の資格を取得するには

3つの取得方法があります。

 

①保育士養成学校に入学する

 

高校卒業後、保育の専門学校・短期大学

4年制大学などに入学し卒業することで

保育士の資格を取得できます。

 

取得期間は2年~4年

学費は約250万~50万円程度です。

 

社会人にはちょっと厳しいですよね??

 

②一般の大学や短大を卒業して

保育士試験を受験する。

 

一般の大学や短大で62単位以上

取得した時点で、

保育士の資格取得試験を受ける

ことができます。

 

在学中や退学した場合も認められるので

就活に不安がある学生さんは受けていて

損はない資格かもしれません。

 

試験を一発合格できれば、大学に通いながら

最短1年で取得できますし、保育士不足ですので

就職に困ることもありません。

 

1回の受験にかかる金額も12,950円と

一般的な試験と同じぐらいです。

 

大学・短大で62単位以上取得している方は

受けないと損な資格かもしれませんね!

 

f:id:flowering-chamomil:20161214235703j:plain

 

 

 ③保育園などで働きながら保育士試験を受験する

 

2年以上かつ2880時間以上の保育園など

福祉施設での実務経験があれば

保育士資格試験を受けることが可能です。

 

※平成3年3月31日以前に高校卒業した方は

(昭和47年より以前に生まれた方)

5年間以上かつ7200時間の実務経験があれば

保育士試験を受験することが可能です。

 

これはどちらも1か月あたり120時間

ですので…

 

8時間×15日間、6時間×20日間程度

勤務になります。

 

ほぼフルタイムの勤務と考えると

良いと思います。

 

①は学校を卒業すれば

自動的に保育士資格が授与さえますが

②③は保育士試験を受験する必要が

あります。

 

では、保育士試験ってどうなの??

って思いますよね?

 

次の記事で保育士試験の実際を

レポートしたいと思います!

 

 

 

保育園の職員室の中での見えない権力争い

保育園の職員室の中での権力争いを制す者

 

保育園に就職したばかりのころは

右も左もわからず…

 

職員室で休み時間も小さくなって

過ごしていた。

 

けれど、

だんだん雰囲気に慣れてくると

職員室の中にもなんだか派閥や

権力構図が存在することに気づく。

 

それは、

勤続年数や年功序列などのわかりやすい

ものだけではなく、

会議での発言力や裏の保育士同士のつながり

など様々な要因が絡み合っているので

それをすべて把握するのは大変です。

 

でも、

保育園は女の世界ですからそれらを

理解せずに、穏便に過ごすことは

難しいです。

 

その中に、

「学歴」「資格」などがあるのを

ご存知でしょうか??

 

f:id:flowering-chamomil:20170313165309j:plain

「なんでこんな保育士が採用になったの?」

「なんでこの保育士がこの役職についているの?」

 

とびっくりしてしまう雇用や求人の裏には

こういった事情が潜んでいることが

多いと感じました。

 

まあ1度の面接で相手の人柄をすべて

把握することは難しいでしょう。

 

ですので、

目に見える学歴や資格で

「能力が高い、努力してきた人」

と判断するのは無理もありません。

 

しかし、

学歴社会である日本に住んでいる以上

学歴社会の弊害はご存知ですよね?

 

残念ながら…

「勉強ができる=実務ができる」

「勉強ができる=人柄が良い」

ではありません。

 

高倍率を勝ち抜いて採用になった

保育士に全く適性が無くて困った。

 

仕事ができないくせにプライドが高い。

 

なぜか園長や管理職・役所の人には

重用されている。

 

 

これははじめから園長候補として

採用されている可能性が考えられます。

 

ヒラの保育士には学歴なんて

全く関係ありませんが

園長ともなれば肩書が重要だからです。

 

国立教育大学出身

社会福祉士救急救命士の資格…

 

肩書があればあるほど、

ありがたがる部外者が多いので

重宝されます。

 

こういった逸材に逃げられないように

園長はご機嫌取りをします。

 

それにつられて、

園長のお取り巻きもご機嫌取りを始めます。

 

これが職員室の中の権力構図に

さらにねじれを加えます。

 

保育園の職員室での権力者になるには?

 

こういったことに対抗するのは

時間や労力の無駄だし、

本当にバカバカしくてやってられません。

 

しかし、

これに勝つ唯一の方法があります。

 

自分がそういった

「学歴」「資格」を持つ者に

なればいいのです。

 

「学歴」はさすがに途中からでは

難しいので…

 

「資格」を取得してみるのは

いかがでしょうか?

 

社会福祉士看護師・栄養士などの

資格を持つ保育士であれば、

園長だって重用しない訳にはいきません。。。

 

けれど、それだけの労力をかけて

待遇の悪い保育士という職を選ぶ

というのは現実的ではありません。

 

ですので、

現実的には保育士を卒業して

それらの職種にスキルアップする

という形になるかと思います。

 

「子供が大好きで保育士になったのに

 子供と触れ合えない職場は嫌!」

 

という方は…

 

やはり「保育士としての腕を磨く」

ということです!

 

保育士には学歴も資格も

本来ならば関係ありません!!

 

けれど現状は保育士の業界も

学歴社会であると言わざるを

得ません。。。

 

こどもや保護者に心から信頼される

保育士が、もっともっと認められる

世の中になってほしいと願います☆彡

 

 

 

 

 

 

 

 

【保育士の転職】自己PRできる資格ってありますか?

保育士の転職で有利になるもの!

 

保育士の転職で有利になるものといったら…

何だと思いますか??

 

前の職場で仲良くしていただいていた

保育園の管理職の保育士(人事担当)

雑談で話していた話を思い出すと…

 

 

①待遇や時間的融通が利く

②過去の保育士経験

③資格

④人柄

 

大体この4つを重点的に

面接では見ているようでした。

 

本来ならば④の人柄を最優先で

選びたいのは保育園側としても

やまやまですが…

 

実際の優先順位は上記のような

感じだそうです。

 

なんて言っても、

今は保育士不足の時期ですから

保育園の都合の良い時間に

出勤できる保育士さんは

本当にありがたいんです。

 

変な話、定年過ぎだろうが

未経験だろうが…

 

早朝6時に出勤してくれる…

22時までの勤務を毎日引き受けてくれる

などの保育士は喉から手が出るほど

ほしいんです。

 

(その割に時給はマックの早朝勤務と大して

 変わらないとかどうなの!?

 とは思いますが…)

 

f:id:flowering-chamomil:20170313145423j:plain

また、

「保育士の経験がある」ということも

大変求められています!

 

それはどこも保育園は慢性的な人手不足で

新人教育・研修に人員を充てる事が

大変難しい状況だからです。

 

「保育士経験がある」ということは、

全くの新人を採用するよりも

即戦力になりうる可能性が高いと

いうことになります。

 

ただ・・・

この保育士経験って実は厄介で、

どこかの役職付きの保育士が転職してきて

喜んだのもつかの間…

「前職の保育園のやり方」を強く押し通そうと

してトラブルが大発生なんてことや、

新卒で保育園に勤務したけれど3か月で

退職してしまった…なんて経験では逆に

マイナスになってしまうことも。

 

保育園側にとっても保育士側にとっても

「過去の保育士経験」というものは

慎重にならざる負えない問題です。

 

そして④の人柄も、

プラスにもマイナスにもなりうる

要素です。

 

でも実際は、

この保育士不足の現状で

「人柄」を理由に採用を断るというのは

よっぽどの理由がなければ無いようです。

(面接時間に遅刻・派手な格好・タメ口など)

 

その点、③資格の資格は有利になる事が

多いんです。

 

 転職では自己PRできる資格を持っていると強い!

 

保育士の資格として考えられるのは

 

・保育士資格

(無資格でも保育はできます)

幼稚園教諭免許

・看護師資格

ホームヘルパー

社会福祉士

救急救命士

介護福祉士

・チャイルドマインダー

・医療保育士専門士

 

などです。

 

ただ、

看護師社会福祉士の資格取得には

大変な労力がいりますし、

保育士資格を取得するよりも

難しいとも言えます。

 

これらの資格を取得しても

待遇の悪い保育士を続けるということは

あまり現実的ではないのでは

無いでしょうか??

 

ですので、

比較的容易に取得できる資格で

実際的に役に立つ資格を取得する

ことが重要です。

 

救急救命士の資格ではなくても

AEDを使用した救急救命

「ハートセイバーCPR AEDコース」

という国際認定資格。

 

また、

自治医科大学のこどもセンターが

独自に育成を行っている

医療保育専門士」なども、

新しい資格ではありますが

病後児保育のニーズが高まりつつ

ある現在では期待される資格です。

 

無理のない範囲で、

保育士の資格にプラスアルファの

資格を取得をして

就職を有利にしましょう♪

 

 

蛇足ですが、

これまで保育士さんが持っていた

一番おもしろかった資格は…

 

大型自動車運転免許」

です!

(なんでもご実家が広大な農地を持つ

 農家なんだそうです)

 

 

「外部のバスの運転手さん

減らせるかも~」って

園長が飛びついてました(笑)

 

確かにクレヨンしんちゃんの通う

幼稚園も園長自ら幼稚園バスを

運転してましたよね?

 

遠足とかの時にも自家用バスさえあれば

人件費が余分にかからなくて重宝です。

 

特に男性保育士が持っていると

就職にかなり有利になる免許かも

しれません!!

 

いろいろな観点からみると

意外な資格も保育士の転職に

有利になるものがまだまだあります。